なす・わら・らぴす日記

家族というもの。

私は幼い頃から、あまり【家族】と言う
言葉にピンと来ませんでした。

私の両親は共働きで、両親共に仲が悪く
いつもいざこざが絶えず。
両親の離婚が決まった時も、私自身が幼かったせいもあり、ピンと来ないまま家族全員が離れ離れの
生活が始まりました。

そんな中、私を支えてくれたのは
一人の友達でした。
名前はまりちゃんといいます。

まりちゃんのおかげで、救われた事が沢山ありまして、学生生活をエンジョイ出来たのも、
まりちゃんとの沢山の思い出があったからだと思います。

そんなまりちゃんは今はどうされているのか…

やがて大人になり、仕事をするようになり
引越し等を繰り返し、学生時代の友達とも縁が薄くなっていきました。
まりちゃんとも次第に離れ、それぞれの道を歩む事になっていき、今に辿り着きました。

ここに辿り着くまでに色々な出来事が沢山ありました。

話は逸れましたが、最近【家族】と言うのが
自分なりに解って来ました。

私には子供が居ない為、気づくのも随分と
時間がかかりましたが
今、ようやく【家族】がどういうものか
理解出来る様になりました。

当然、血のつながり等もあるのでしょうが
もっと奥の深い…。
【大切】な…。そう言うものなんだね。

血は繋がって無くても、失いたくない
とても【大切】な存在。
それが家族なんだね。

文鳥がうちにやって来てから
そう言う事を考え出すようになった。

旦那さん以外にとっても可愛い
【大切】な家族。

自分の身体の一部のように
大事にしたいと思えます。

もし、自分の身体の一部を失くして
しまったら…。
考えただけで痛く苦しい。

だけど、生あるものはいつかは死ぬんだね。
生きる事、それは、死に向かって進む事。
昔、本か何かで読んだ事がある。

私もいつかは旅立つ時が来る…。

旅立つものと
残されるもの

どちらの立場も辛いと思う。
ずっと一緒にいたいから
でも、生まれて来た時も一人だった。
旅立つ時も一人なんだ。

旅立つ時に持って行けるものは
何があるのか考えてみた。

残されたものに残るものは何だろうと
考えてみた。

【記憶】なのかな。

今の生活が思い出になり、月日が経っても
記憶と言う箱の中に入っている。

箱の蓋を開けたら
沢山の気持ちや思い出に触れる事ができる。

箱いっぱいになるまで沢山
家族との想い出を作りたい。

私にとっての【幸せ】は
そこにあるのかも知れない。

家族を大切にする事
それは幸せに繋がっている。
その幸せの記憶は永遠に消えない。

旅立つ時に、幸せを持っていけたらいいな。
残る時も、幸せが沢山側にあるといいな。
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